CULTIVAR PROFILE
イエロー
ホワイトサポテの品種 / Yellow

イエローはホワイトサポテの品種です.熟すと果皮が黄色くなる品種として紹介されている.
Julia Morton補足: カリフォルニア由来の品種です.果実は楕円形で果頂部が尖り,溝が入り,明るい黄色で比較的丈夫な果皮を持ちます.
Schroeder補足: SchroederはYellowを,果頂部が鋭く尖る楕円形の黄果品種として説明しています.果面には果頂部から基部へ伸びる縦溝があり,果皮は黄色で比較的丈夫です.
品種情報
- 原産地・来歴
- メキシコから中央アメリカ原産,カリフォルニアなどで品種選抜
- 果実サイズ
- 楕円形で果頂部が尖る.明るい黄色果皮.
楕円形で果頂部が尖る.黄色果皮. - 味
- 甘味が強く酸味は少ない傾向.品種により渋みや苦味が出ることがある.
果肉はしっかりしており,果実の日持ちが良いと記載されています.
食味は良いとされています. - 食感
- プリンのように柔らかい食感になりやすい
果肉はしっかりし,果皮は比較的丈夫. - 収穫期
- 沖縄では12月〜翌1月ごろ開花,7月〜8月ごろ収穫目安.本土露地では3〜4月開花,9〜10月収穫目安.
Pikeと同様に,遅い花の果実が冬にかけて成熟する記載があります.
樹上でよく保持され,収穫後の日持ちもよいと説明されています. - 耐寒性
- -5℃程度(成木目安.幼木や花芽・果実は寒害に注意)
- 開花型
- タイプ1
- 樹勢
- 旺盛.品種により直立性や樹形が異なる.
カリフォルニアで規則的かつ多収に結実する品種として記載されています.
規則的に結実し,多収性がある品種として扱われています. - 栽培難易度
- タイプ1: 子房・柱頭が大きく,花粉を持たない機能的雌花型.大果生産には有利だが,結実安定にはタイプ2またはタイプ3の受粉樹を近くに置きたい.
Morton補足: 黄色くなるため収穫判断しやすい可能性があります.果皮の強さと日持ちを重点的に見たいです.
Schroeder補足: 黄色果皮で収穫判断がしやすく,果皮が丈夫で日持ちしやすい点を確認したいです. - 沖縄適性
- 沖縄では過湿を避け,水はけのよい場所で管理したい.台風対策と枝管理,タイプ違いの混植が重要.
- 鉢植え適性
- 鉢栽培も試せるが,過湿を避け,根詰まりと水切れに注意.
- 初心者向け
- 初心者にも比較しやすい候補.
- けんゆーコメント
- 緑色品種より収穫判断がしやすく,初心者向け候補として比較したい.
見た目で熟期を判断しやすく,初心者にも比較しやすい候補です.
初心者向け候補として,色づき,果皮の強さ,日持ちを記録したい品種です. - 出典・補足
- 出典: Yonemoto et al.「Analysis of Varietal Differences in Floral and Fruit Morphology in White Sapote」Japanese Journal of Tropical Agriculture 45(1), 38-44, 2001. CiNii: https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282681337597696 / UF/IFAS「White Sapote Growing in the Home Landscape」 https://edis.ifas.ufl.edu/publication/HS304
出典: Julia F. Morton, Fruits of Warm Climates, White Sapote. Growables掲載版 https://www.growables.org/information/TropicalFruit/SapoteWJuliaMorton.htm
出典: C. A. Schroeder, White Sapote Varieties in California, Journal of the American Pomological Society. https://journal.americanpomological.org/index.php/jofaps/article/view/1618/1622