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CULTIVAR PROFILE

スマザーズ

ホワイトサポテの品種 / Suebelle / Hubbell / Smathers

スマザーズ

スマザーズはホワイトサポテの品種です.800g級の大玉になる記述があり,花と果実にバラの香りがある.2025年の糸満フルーツ園けんちゃんの収穫では,単為結実した種なし112gの果実で糖度28%を記録.
Julia Morton補足: SuebelleまたはHubbellとして記載されるカリフォルニア由来の品種です.果実は丸形で中〜小果,緑色から黄緑色の果皮を持ちます.
Schroeder補足: SchroederはSuebelleをEncinitasで発見された実生由来の品種として紹介しています.果実は球形で表面は滑らか,目立つ模様は少なく,黄緑色の中程度の厚さの果皮を持ちます.

品種情報

原産地・来歴
メキシコから中央アメリカ原産,カリフォルニアなどで品種選抜
果実サイズ
800g級の大玉記録あり.単為結実果112gの記録あり.
直径約7.5cmまで.中〜小果で球形.
味
糖度28%の記録があり,とても濃厚.
糖度22%の記載があり,優れた食味とされています.
優れた食味として記載されています.
食感
プリンのように柔らかい食感になりやすい
中〜小粒の種子を持ち,果皮は中程度の厚さ.
香り
花と果実にバラの香り
収穫期
沖縄では12月〜翌1月ごろ開花,7月〜8月ごろ収穫目安.本土露地では3〜4月開花,9〜10月収穫目安.
春に6〜8週間開花し,真夏にも再度開花します.果実は9〜10月に熟す記載があります.
多くの地域で周年的に開花・成熟する性質があると説明されています.
耐寒性
-5℃程度(成木目安.幼木や花芽・果実は寒害に注意)
開花型
タイプ1
樹勢
旺盛.品種により直立性や樹形が異なる.
早くから結実し,周年的に開花・結実する性質があると記載されています.
樹は大きく直立性で,早くから結実しやすい傾向があります.
栽培難易度
タイプ1: 子房・柱頭が大きく,花粉を持たない機能的雌花型.大果生産には有利だが,結実安定にはタイプ2またはタイプ3の受粉樹を近くに置きたい.
Morton補足: 既存のスマザーズ情報と合わせ,単為結実,種なし果,糖度,香り,開花回数を記録したいです.
Schroeder補足: 周年的に開花・結実するため,沖縄では開花期と収穫期が分散する可能性があります.収穫記録を細かく残したい品種です.
沖縄適性
沖縄では過湿を避け,水はけのよい場所で管理したい.台風対策と枝管理,タイプ違いの混植が重要.
鉢植え適性
鉢栽培も試せるが,過湿を避け,根詰まりと水切れに注意.
けんゆーコメント
C. edulisではなくC. tetrameria系の可能性があり,葉に毛茸があるウーリーリーフ系として扱われることがあります.非常に濃厚な甘さを記録したい品種.
濃厚な甘さと結実性の両方を見たい,ホワイトサポテの重要比較品種です.
スマザーズとして管理している既存情報と合わせ,糖度,香り,種なし果の出方,周年的な結実性を重点的に見たい品種です.
出典・補足
出典: Yonemoto et al.「Analysis of Varietal Differences in Floral and Fruit Morphology in White Sapote」Japanese Journal of Tropical Agriculture 45(1), 38-44, 2001. CiNii: https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282681337597696 / UF/IFAS「White Sapote Growing in the Home Landscape」 https://edis.ifas.ufl.edu/publication/HS304
出典: Julia F. Morton, Fruits of Warm Climates, White Sapote. Growables掲載版 https://www.growables.org/information/TropicalFruit/SapoteWJuliaMorton.htm
出典: C. A. Schroeder, White Sapote Varieties in California, Journal of the American Pomological Society. https://journal.americanpomological.org/index.php/jofaps/article/view/1618/1622