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CULTIVAR PROFILE

パイク

ホワイトサポテの品種 / Pike

パイクはホワイトサポテの品種です.タイプ1品種.受粉樹との組み合わせを意識して管理したい.
Julia Morton補足: Pikeはカリフォルニアと南アフリカで規則的かつ多収に結実する品種として記載されています.果実は丸形から扁円形でやや5裂し,緑色で非常に傷みやすい果皮を持ちます.
Schroeder補足: Schroederは,Pikeをカリフォルニアで栽培される重要品種として扱い,果実は丸形〜やや扁円形で,緑色の非常にやわらかく傷みやすい果皮を持つと説明しています.家庭利用向きで,品質と結実性が評価されています.

品種情報

原産地・来歴
メキシコから中央アメリカ原産,カリフォルニアなどで品種選抜
果実サイズ
幅約10cmまで.丸形から扁円形でやや5裂する.
直径約8.9cmまで,重さ約10オンス(約280g)の記載があります.丸形〜やや扁円形.
味
甘味が強く酸味は少ない傾向.品種により渋みや苦味が出ることがある.
白色から黄白色の果肉で,濃厚かつ苦味のない食味と記載されています.
品質が高く,家庭利用に向く良食味品種として扱われています.
食感
プリンのように柔らかい食感になりやすい
果皮は非常にやわらかく傷みやすい.果肉品質は高い.
収穫期
沖縄では12月〜翌1月ごろ開花,7月〜8月ごろ収穫目安.本土露地では3〜4月開花,9〜10月収穫目安.
カリフォルニアでは春と晩夏〜秋に開花し,遅い花の果実は冬にかけて徐々に成熟する記載があります.
秋の比較的短い時期に熟す品種として説明されています.
耐寒性
-5℃程度(成木目安.幼木や花芽・果実は寒害に注意)
開花型
タイプ1
樹勢
旺盛.品種により直立性や樹形が異なる.
規則的で多収に結実する記載があります.Pike実生は台木としても好まれるとされています.
結実性がよく,生産性と品質の両方が評価されています.
栽培難易度
タイプ1: 子房・柱頭が大きく,花粉を持たない機能的雌花型.大果生産には有利だが,結実安定にはタイプ2またはタイプ3の受粉樹を近くに置きたい.
Morton補足: 果皮が非常に傷みやすいため,収穫と追熟の扱いが重要です.早採りしすぎると食味が落ちる記載があります.
Schroeder補足: 果皮が傷みやすく輸送性は弱いため,収穫時の扱いと追熟管理が重要です.
沖縄適性
沖縄では過湿を避け,水はけのよい場所で管理したい.台風対策と枝管理,タイプ違いの混植が重要.
鉢植え適性
鉢栽培も試せるが,過湿を避け,根詰まりと水切れに注意.
けんゆーコメント
タイプ1品種.受粉樹との組み合わせを意識して管理したい.
味は魅力的ですが,収穫適期と果皮の傷みやすさを丁寧に見たい品種です.
味は期待できますが,果皮の弱さを考えると,家庭園で丁寧に収穫して食べる品種として見たいです.
出典・補足
出典: Yonemoto et al.「Analysis of Varietal Differences in Floral and Fruit Morphology in White Sapote」Japanese Journal of Tropical Agriculture 45(1), 38-44, 2001. CiNii: https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282681337597696 / UF/IFAS「White Sapote Growing in the Home Landscape」 https://edis.ifas.ufl.edu/publication/HS304
出典: Julia F. Morton, Fruits of Warm Climates, White Sapote. Growables掲載版 https://www.growables.org/information/TropicalFruit/SapoteWJuliaMorton.htm
出典: C. A. Schroeder, White Sapote Varieties in California, Journal of the American Pomological Society. https://journal.americanpomological.org/index.php/jofaps/article/view/1618/1622