CULTIVAR PROFILE
サンリン 杉林
マンゴーの品種 / sanlin

台湾の杉林マンゴー(杉林一號/Shan-Lin No.1)は,台湾で農家によって見いだされた,かなり希少な赤皮系マンゴーである.林慶瑩(Lín Qìngyíng)氏が発見した品種で,台湾農業部の「芒果主題館」にも正式に掲載されている.1991年ごろ,当時の高雄県杉林郷(現在の高雄市杉林区)で,発見され,「杉林」から「杉林一號」と名付けられた.
品種情報
- 原産地・来歴
- 台湾
- 果実サイズ
- 平均 約670g,丸みがあり,やや扁平,赤色〜オレンジ,ピンク色
- 味
- 糖度16.2 °Brix.酸度0.18%,種子割合約9.2%.
糖酸比90,繊維は中程度.桃のような香りが強くてとても美味しく感じる. - 食感
- 柔らかい,繊維は中程度.
- 香り
- 桃のような強い香り.
- 収穫期
- 中生
- 沖縄適性
- 有り.
- けんゆーコメント
- 糸満フルーツ園けんちゃんに2025年に接木し,2026年夏には収穫ができそう.
特に識別ポイントになるのが,果実のお尻側にある「柱頭痕跡の突出」である.つまり,果頂部が少し尖ったりフック状に突き出したような形になるので,見分けやすい.市場では「美人尖芒果」や,「水蜜桃芒果」と呼ばれる. - 出典・補足
- 台湾農業部の「芒果主題館」
https://chatgpt.com/c/6a617ea6-5d9c-83e8-b78d-8c252736cc83
台湾農業部によれば,一部の栽培園では果肉の「生理劣変(生理障害)」が目立つようである.これを避けようとして早めに収穫し,追熟すると,今度は樹上で黄熟させた果実ほど風味が良くならない.このジレンマがあり,栽培面積が増えなかったとされている.






