CULTIVAR PROFILE
桝井ドーフィン
イチジクの品種 / Masui Dauphine

桝井ドーフィン(ますいドーフィン) は,日本で最も広く栽培されているイチジク(Ficus carica L.)の代表的な品種.
1909年(明治42年)に広島県の種苗業者,桝井光次郎氏がアメリカのカリフォルニア州から導入したとされる品種で,日本のイチジク産業を大きく発展させた.
この品種の最大の魅力は,果実が大きく,収量が多く,比較的輸送性にも優れていることである.味の濃厚さだけで評価される品種というよりも,生産性・外観・品質・流通適性のバランスが優れた商業栽培向けの品種といえる.
品種情報
- 原産地・来歴
- カリフォルニア
- 果実サイズ
- 夏果約150g,秋果約100g
- 糖度
- 12~17%
- 甘味
- 完熟すると十分な甘さがあり,比較的さっぱりした後味
- 酸味
- 強い酸味はなく,甘さを引き立てる程度
- 味
- 食味だけを比較すると,ビオレ・ソリエスやバナーネなどの高糖度系品種に比べ,甘味の濃厚さで劣る.
しかし,樹上で十分に完熟させた桝井ドーフィンは,果肉がとろけるようにやわらかくなり,スーパーで購入する果実とはまた違ったおいしさを楽しめる. - 食感
- やわらかく,ジューシー.完熟するとねっとり感が増す
- 香り
- イチジク特有の穏やかな甘い香り
- 収穫期
- 6〜10月
- 耐寒性
- -5℃程度
- 沖縄適性
- 沖縄でも桝井ドーフィンを栽培することは可能.
- 初心者向け
- 初心者向け




