CULTIVAR PROFILE
ダイコウ 大紅
ドラゴンフルーツの品種 / Daikou

台湾では「大紅(ダー・ホン/Dàhóng)」と呼ばれる.2024年の農業部資料でも「現在,栽培面積が最も広い赤肉品種」とされている.台湾ではかなり作付け面積が増えている品種である.「大紅」は,台湾・南投県名間郷の農家,陳永池氏と蔡東訓氏が共同で選抜・育成した品種である.自家和合性で,基本的に人工授粉が不要な優良系統.夏の高温,果肉が柔らかい,日持ちがやや短いなどのデメリットもあるが,とても良い品種.
【JTFA寄稿資料追記】
台湾で普及する自家和合性の赤肉品種.柱頭と葯の距離が短く自然受粉しやすい.平均果重は400g以上で,丸い果形と短い鱗片により箱詰め・輸送に向く.着色後も比較的樹上に置け,下垂しやすい枝は強風時に折れにくいとされる.
品種情報
- 原産地・来歴
- 台湾
- 果実サイズ
- 400g以上,大型
- 糖度
- 15〜20°Brix(数個体のみ計測)
- 甘味
- ★★★
- 酸味
- ★★★
- 味
- 柔らかくジューシー,果実中心部で20°Brix以上になることも.
台湾で現在大流行り中の大型赤系品種,人工授粉が不要とされ,安定生産できる.こちらも美味しいのは美味しい.果汁が多く,食べ応えがある.沖縄県のレッド系に近い味わい(出典: けんゆー「ドラゴンフルーツ記録」) - 香り
- 【けんゆー実食評価 2026年8月】香り★★★.
- 収穫期
- 台湾で主に5〜12月.
- 栽培難易度
- 人工授粉不要なので,良い.
- 沖縄適性
- 台湾南部の盛夏では高温への適応性がやや低く,果実が小さくなるが,沖縄ではかなり作りやすいのではないかと考える.やや皮が薄い.
- 出典・補足
- 出典:上原賢祐「冷笑されるアイツは,実はすごいフルーツだった」JTFA寄稿(2026年).





