CULTIVAR PROFILE
モンロー
アボカドの品種 / Monroe

モンローは,米国フロリダ州で栽培される主要な晩生品種の一つです.大果で果肉品質が高く,暖地の収穫期を後半まで広げる品種として利用されます.
品種情報
- 果実サイズ
- 大果系.緑色果皮を持ち,フロリダでは晩生品種として扱われます.
- 味
- 晩生の暖地向け品種として,良好な果肉品質が評価されます.
- 食感
- 適熟果はなめらかで,大果として十分な可食部を得やすい品種です.
- 香り
- 良い香り
- 収穫期
- フロリダでは晩秋〜冬.沖縄では1月前後を目安に観察.
- 耐寒性
- 中程度.UF/IFASでは約-4〜-1℃程度の中程度耐寒グループ.
- 開花型
- B型
- 樹勢
- 大果を着けるため,枝の強度と着果量のバランスを管理します.
- 栽培難易度
- 晩生果を長く樹上に置くため,風害と枝折れ,収穫適期の見極めが重要です.
- 沖縄適性
- 沖縄で収穫期を後半まで広げる候補です.台風期を越えて果実を保持する場合は,枝の支持と果実の傷を重点的に観察します.
- 鉢植え適性
- 大果を支えられる大型容器で,着果数を早めに制限します.長期間果実を保持する枝は個別に支持します.
- 初心者向け
- 大果と晩生性を活かすには,枝の支持と収穫時期の記録が必要です.
- けんゆーコメント
- 暖地の晩生品種として,沖縄でいつまで品質を保って収穫できるかを確かめたいです.
晩生大果なので,台風期を越えた果実保持と追熟品質が評価の中心になります. - 出典・補足
- 出典: UF/IFAS EDIS「Avocado Growing in the Florida Home Landscape」 https://edis.ifas.ufl.edu/publication/MG213
出典: Schaffer, Wolstenholme & Whiley編,The Avocado: Botany, Production and Uses,第2版,CABI,2013,Chapter 8,Florida cultivars,pp.214-220.
米本資料では,モンローは453〜1133g程度,油分6.1〜14%,晩生,B型のフロリダ系大果品種として整理されています.
出典: 米本仁巳「アボカド 栽培技術の基礎」2016年.
【YouTube実食・観察記録|https://www.youtube.com/watch?v=gB_TaoD7I1o】
大型で,切った果肉は黄色みが強い.実食では油分と食味が良好で,滑らかな果肉として評価した.動画で扱った果実の状態に基づく栽培者の観察である.
※投稿者が動画内で扱った果実についての観察です.数値は特記がない限り当該果実の実測例であり,品種全体を保証する値ではありません.
