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CULTIVAR PROFILE

シャーウィル

アボカドの品種 / Sharwil

シャーウィルは,1951年にオーストラリア・クイーンズランド州で選抜されたB型品種で,主にグアテマラ系の性質を持ちます.暖かい亜熱帯で品質と収量を発揮し,ハワイの主要商業品種として知られます.

品種情報

果実サイズ
245〜475g.洋梨形から卵形の中果で,小さな円錐形の種子を持ちます.可食部率は約81%と報告されています.
味
バター色から黄金色の果肉で,濃厚なナッツ様風味と高い食味評価を持ちます.
食感
濃密でなめらかな果肉です.樹上保持性と収穫後の貯蔵性に優れます.
収穫期
11-2月(露地栽培の目安.ハウスでは1〜2か月早まることがあります)
耐寒性
-1〜-2℃
開花型
B型
樹勢
非常に樹勢が強く,大きな丸いドーム状の樹冠をつくります.大枝は折れやすいため,強風対策が必要です.
栽培難易度
暖かい亜熱帯では多収の可能性がありますが,開花と結実は低温に敏感です.炭疽病や害虫には比較的耐性がある一方,ホウ素欠乏に弱いとされます.
沖縄適性
暖地で品質を発揮する性質は沖縄と相性を検討しやすい一方,樹勢の強さと大枝の折損が課題です.防風と若木期からの低樹高化を優先します.
鉢植え適性
大型容器で若木期から主枝を短く更新し,ドーム状に大きくなる樹冠を抑えます.強風時の転倒と大枝の折損を防ぐ固定が必要です.
初心者向け
食味は魅力的ですが,強い樹勢と風対策を管理できる栽培者向きです.
けんゆーコメント
ハワイの主要品種が沖縄でどのように開花・結実するか,樹勢と風害も含めて観察したいです.
沖縄の暖かさで品質を出しやすい可能性があります.ただし樹勢と強風対策はかなり大事です.
出典・補足
出典: Schaffer, Wolstenholme & Whiley編,The Avocado: Botany, Production and Uses,第2版,CABI,2013,Chapter 8,pp.208-209.
米本資料では,シャーウィルは中生,種子が小さく,油分21%以上になる品種として紹介されています.温暖なハワイで安定し,日本本土へ輸出できる品種としても触れられています.
出典: 米本仁巳「アボカド 栽培技術の基礎」2016年.

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